CHARACTER
それぞれの自創作キャラクターの紹介です(*´▽`*)
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『幽世の葬儀』のキャラは、キャラ画像クリックで詳細ページに飛べます✨
死後の世界にある洋風な造りをした大きなお城、幽夜城。
そこでひとりの少女が目を覚ます。
その少女は、自分が何者かもわからず、生前の記憶の一切も失っていた。
目が覚めたとき、香りのいい紅茶を淹れていた男。
その男は、燕尾服に身を包み、紳士的で柔らかな物腰で―――骸の顔をしていた。
これは、幽世の住人が生きる道を見つける物語である―――。
庭師の妖精さん
死後の世界にある屍姫たちが住んでいるお城には、広い庭がある。
その庭の綺麗な景観を保っているのが庭師の妖精さんたち。
いつからいるのかは謎だが、相当長い年月を生きているようだ。
9年に一度、天界から女神が地上へ降りてくる。
その女神は、優しい世界にするために願う。
その女神の願いは―――必ず叶う。
そんな言い伝えが伝わる星、金星。
ある日、街の近くにある森へ探検に出かけた少年、ウリア。
少年はその森で、大きな袋を引きずりながら歩いている白い少女に出会う。
ウリアがその不思議な少女と他愛無い話をしていると、
森に棲んでいた狼が木陰から飛び出し、ウリアを喰い殺してしまう。
白い少女は、目の前に転がる静かな心臓を手に、願った。
―――どうか、誰も大切な人を失うことがありませんように―――。
少女には知る由もなかった。
その優しい願いによって、世界が壊れてしまうことを―――。
「何言ってるの?きみも、先生も―――みんな真っ赤だよ」
都会から田舎町に単身赴任してきた医者、ホロゥ・イリス。
彼はどんな病も治せる名医として、病院内外で有名である。
しかし、その医者はかなりの変わり者で、常に笑顔を絶やさず、風邪だろうと食あたりの腹痛だろうと手術を勧めてくる。
はりつけた笑顔の裏には、幼少期の苦い思い出があり、
その思い出の中、いつも穏やかに微笑んでいた母。
彼女に思いを馳せたある日の帰り道、河川敷で深紅の髪に緑のドレスを纏った、幼児ほどの身長しかない不思議な女性に出会ったことで、ホロゥの日常が一変する―――。